トレーニングコース
いよいよ3月に入り、自分の留学期間も残り1ヶ月弱になりました。 そして、トレーニングコースとしては3月3日から5日までの Video-assisted and Thoracoscopic procedures が最後になります。 このコースにはFacultyとして虎ノ門病院の河野匡先生が来ら…
1月25日"Minimally Invasive General Surgery"のコースが始まりました。 29日までの5日間のこのコースは、自分がストラスブール滞在最後になる外科対象のコースです。今回もTrainerとして参加です。 はじめの2日間はアニマルラボで教え、次の2日間は…
今年最後のトレーニングコースは、HBPでした。 このコースには、日本から4人の先生がいらっしゃいました。 HBPの分野、特に技術という面では日本はトップランナーという感じがしました。 また、6月に手術見学に行き、執刀までやらせてくれた先生、Prof.Wei…
今週は、Bariatric surgeryのトレーニングコースがありました。 今回は、Local Organization Committeeとして参加。 いわゆる講師役です。 アニマルトレーニングとしては、Gastric banding, Sleeve gastrectomy, Gastric bypass, jejunojejunal anastomosis…
今週は、大腸のトレーニングコースがありました。 このコースは非常に人気が高く、いつも参加者が多いのですが、今回は今までの中で一番多いのではと思うくらい多く、会場が目一杯でした。 ライブ手術やレクチャーをふんだんに入れたコースで、半分くらいに…
今週(11月6、7日)に内視鏡のトレーニングコースがありました。 日本からPOEMの井上先生が講師として来られ、1日目にライブデモを行いました。 素晴らしいテクニックでした。 偶然粘膜下腫瘍も見つかり、それも同時に切除。 翌日には講義もやってくれ…
今週の外科トレーニングコースの中には、da Vinciの体験ができる時間があります。 午後のアニマルトレーニングの中で、2人ずつちょっと抜けて、da Vinciのセンターへ行き、だいたい15分から20分くらい体験します。 具体的には、豚の膀胱を切開し、縫合…
9月21日から外科のトレーニングコースが始まりました。 今回も前回に引き続き、講師役としての参加です。 1、2日目は午前中講義、午後はアニマルトレーニングというスケジュール。 講師役というのは、アニマルトレーニングでテーブルを担当し、そこの人…
9月11日、12日に大腸肛門のコースがありました。 参加人数は40人ちょとで、少し少ないかなといった感じでした。 自分は大腸肛門の専門ではありませんが、痔瘻の治療をこんな風に捉えている人がいるんだとか、経肛門的手術ってこんなことまでできるん…
夏休み期間も終え、またまたトレーニングコースが始まりました。 9月7日から9日まで婦人科のコースに参加しました。 子宮内膜症のコースでした。 ライブ手術がありましたが、非常に厳しい症例でエキスパートの先生も苦労してやっていました。 どの科も良…
IRCADでは、医師対象のみならず、技術者(エンジニア)やバイオケミストリーをやっている人なども対象にしたコースがあります。 それが、B.E.S.T.です。 Business Engineering and Surgical Technologiesの略です。 4年前から年に1回行っていて、約30人…
木・金・土(午前中のみ)の3日間コースが終わりました。 最終日は、合併症の話、新たな試み、ディベイトというセッション。 合併症の話は、良いですね。 少なくともエキスパートと言われる人たちが経験してきたものを共有できるって貴重です。 たまには、…
今日から3日間のLaparoscopic colorectal courseが始まりました。 33カ国、110人の参加という、今まで自分が参加したトレーニングコースの中では最大規模です。 午前中は講義はなく、ライブ手術のみ、アメリカのBarry Salky先生やブラジルのArmando Me…
今週は、婦人科のトレーニングコースに参加しています。 トレーニングコースも4つ目。大まかな流れはどれも同じです。 初日は、午前中講義、午後アニマルラボ、2日〜最終日前日は午前中ライブ手術、講義、午後アニマルラボ、最終日は講義とまとめです。 ラ…
ヘルニアのトレーニングコース2日目。 朝の最初のセッションは、ライブ手術。 腹壁瘢痕ヘルニアの手術が3つ。 基本的には、日本と変わらない感じですが、細かい出血は気にせず、ハサミで剥離(?)していきます。そしてカメラと術者の2本の鉗子のみで手術…
今日から2日間のヘルニアのトレーニングコースに参加しています。 参加者は38カ国、80名ちょっとです。 まずは、ライブ手術。 TAPPとTEP、そしてTAPPと3つの手術がありました。 1つ目と3つ目がProf.Leroyが執刀で、TEPはProf.Ramshawが執刀でした。 …
今日が最終日。 まずは、Prof.Walzによる左副腎摘出術(後腹膜アプローチ) これは非常に良かったです。理にかなっているし、分かりやすい。 自分でもやってみたい手術です。とても上手な先生でした。 そのあと、右に関しても講義してくれ、とても良い感じで…
4日目。 今日の午前中は、講義だけでした。 最初にProf.DallemagneからGERDとHiatal herniaの話、次にS.Perrettaからアカラシアの話、続いて、韓国のProf.Yangがビデオカンファレンスで胃癌の話をしました。 韓国の胃癌の手術症例数は、ひとつの病院(大学…
3日目は、ライブ手術から。 1例目は、台湾からのライブでした。 Prof. Tangによる総胆管結石に対するダビンチ手術。 総胆管を切開して十二指腸と端側吻合でした。V-lockを使った連続縫合で、全層1層縫合、しかしV-lockの最初は結紮していました。 縫合に…
2日目の最初は、7時45分からのライブ手術。 最初は、右ソケイヘルニア(Ⅰ−2)に対するTAPPでした。 腹膜切開は、日本の標準的な手技とは異なり、かなり大きく、また頭側の切開ラインでした。基本的に、手前から背側に向かって剥離していくという感じで…
今日から5日間のトレーニングコースが始まりました。 午前中は、8時45分から講義が13時半近くまであり、午後は14時過ぎからアニマルラボでした。 このような感じの講義で、29カ国から50人以上が来ていました。 講義の内容は、腹腔鏡手術に必要な…
これまで生活上の手続きや観光を中心にお伝えしてきましたが、ちょっと仕事の話もしたいと思います。 自分が来ているところは、フランス、ストラスブールにあるIRCADという施設です。 ここは、腹腔鏡手術のトレーニング施設として最大級のもので年間4000…