外科トレーニングコース〜40代後半からの留学〜
今日から5日間のトレーニングコースが始まりました。
午前中は、8時45分から講義が13時半近くまであり、午後は14時過ぎからアニマルラボでした。
このような感じの講義で、29カ国から50人以上が来ていました。
講義の内容は、腹腔鏡手術に必要な物全部について、かなり細かく話しがありました。例えば、腹腔鏡のカメラの構造、CCDの話、トロッカーの歴史、気腹のやり方と合併症など、電気メスを含めたデバイスについては、オームの定理からでした。
2つ目の講義では、もう少し実臨床の話に近づき、トロッカー挿入時の合併症やその対処法などについてや単孔式腹腔鏡手術の話などがありました。
午後のアニマルラボは、撮影禁止だったので、画像はありません。
参加している先生方は、若めの人(30歳ちょっと?)から50代の人までいたように思います。
ラボの進め方は、小腸部分切除と再建(器械吻合、側側)、胆摘、脾摘でした。
自分はオブザーバーでしたが、途中からなぜか指導することになっていました。
ラボのテーブルは、2人で1台、看護師(?)とコビの人が一人つき、指導医が時々回ってくるといった感じでした。
全体的なレベルは、日本の後期研修医1、2年目といった感じでした。
日本でやっているコースの方が、指導は細かく、丁寧な気がしました。しかし、これは言葉の問題も多々あるかなぁとも思います。