仕事の話〜40代後半からの留学〜
これまで生活上の手続きや観光を中心にお伝えしてきましたが、ちょっと仕事の話もしたいと思います。
自分が来ているところは、フランス、ストラスブールにあるIRCADという施設です。
ここは、腹腔鏡手術のトレーニング施設として最大級のもので年間4000人以上の外科医がトレーニングコースへ参加しています。
またダビンチ(ロボット手術)のトレーニング施設としてもヨーロッパの中心となっています。
今のトピックスは、Virtual & Augmented reality ですね。
術前の画像検査から得た情報(例えば、血管とか)を実際の手術画面に合わせて表示するというものです。
例えるならば、自動車を運転する時にフロントガラスにナビが浮かび上がるような感じです。
数年後には、現実になるかもしれませんね。
また様々な研究やカンファレンスも行われていて、今週は "FLUORESCENCE GUIDED SURGERY: The cybernetic eye for real-time IMAGE-GUIDED SURGERY" が開催されました。アメリカから著名人(例えば、Prof. Michael Bouvet)もいらしてくれ、レクチャーしてくれました。