DrKameのブログ

フランスのストラスブールへ1年間の留学、その体験談をお伝えします

久しぶりのトレーニングコース〜40代後半からの留学〜

1月25日"Minimally Invasive General Surgery"のコースが始まりました。

29日までの5日間のこのコースは、自分がストラスブール滞在最後になる外科対象のコースです。今回もTrainerとして参加です。

はじめの2日間はアニマルラボで教え、次の2日間はロボット手術(ダビンチ)の指導をしました。

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いつものトレーニングコースと同様にレクチャー、ライブ手術、アニマルラボという構成です。

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レクチャーは基礎的なことを含む総論、疾患などの各論などがあります。

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これはロボット手術(ダビンチ)の肝切除を香港から中継しているところです。

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ライブ手術です。基本的にライブ手術はIRCADに隣接している病院から中継されています。

最終日の朝にはProficiency testがあります。希望者だけ(別途費用がかかります)ですがStrasbourg UniversityのDiplomaを得るために受験する人が多いです。

5日間のコースで朝7時45分から18時30分(最終日は16時30分)までぎっしりのコースです。

いろいろなコースに参加しましたが、やはりライブ手術が良いなという感想でした。

また、Trainerとして多くの参加者、いろいろな国からの参加者と接し、基本的な考え方の違いやこちらが言ったことに対する反応などの違いを多々感じました。いい経験になったと思います。