ブリュッセルでの手術見学(2週間)〜40代後半からの留学〜
2月の最初の2週間、ブリュッセルへ手術見学に行ってきました。
10月にも来ている、Saint-Pierre病院。
友人のProf Dapriがいる病院です。
ブッリュセルはホテルが高いので、研修医の寮に泊めてもらえないかとお願いしたのですが空いていないとのこと、しかし、3日前になって泊まれるところができたという知らせがありました。
行ってみると、なんと今使用されていない病棟の個室!
電動ベットは初めてかも・・
何事も経験ということで。
さて、月曜日から金曜日まで朝7時45分から病棟回診、のはずが結構時間がルーズで8時ごろ始まったりもしていました。
回診はそれほど日本と変わらない様子ですが、座ってミーティングというのはなく、このように廊下や時としては病室で方針を話し合うという感じでした。
患者さんのプライバシーは、日本の方が気にしていると思いました。(ロシアでもそうでしたが)
それから手術。多い日は6件くらいありますが、少ない日は3件くらいでした。
基本的には、肥満手術(バイパス)が多く、たまに胆摘や大腸手術などがあるという感じでした。だいたい1日2件くらい助手に入りました。
1件術中内視鏡をやった症例がありましたが、途中で消化器内科の先生が退室されたので、その後は自分が内視鏡をやりました。ここの外科医は内視鏡をやらないそうです。
2週間のうち、2日ほど友人のニコラに食事に連れて行ってもらいました。
最初に行ったのは、ワインバー。民家の中にある店で素敵でした。
お店の受付をしていた人たちも気軽に写真を撮らせてくれました。
2回目は、若手のメンバーで食事&飲みに行ってくれました。
イタリアンで食事をして、いろいろと話しました。手術室看護師さんたちは、日本では歩行入室が当たり前だって言ったらびっくりしていました。
ここでも日本のアニメはよく知られていました。
そのあと近くのスペインバーへ行きました。
とにかく、うるさい!あっちこっちで歌って騒いでいます。
学生っぽい人たちから結構な年配な人たちまで、幅広く飲んでいました。ここは安いところらしく、ビール一杯(プラスティックのコップ)1ユーロ。
本当に飲むだけ。食べるものは何もなし。
日本人だけでは絶対に入らないお店ばかりで良い経験になりました。