DrKameのブログ

フランスのストラスブールへ1年間の留学、その体験談をお伝えします

キエフ(ウクライナ)の病院、2週目〜40代後半からの留学〜

キエフでの2週目。

今年は暖冬だと言割れているそうですが、今週3回雪が降りました。それほどたくさんではありませんが、やっぱり寒いです。

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サッカーを見に行った水曜日も雪が時々ちらついていました。(前回の記事を参照してください)

今週も月曜日から金曜日までキエフのがんセンターで手術指導。

術者としては、直腸癌の手術をやらせてもらいました。

腹腔鏡手術では、カメラマンがとても大事だなと改めて感じています。ずっと斜めの画面は辛かったです・・

さて、金曜の午後にはカンファレンスでプレゼンをやってきました。

約45分の発表と質疑応答。約40人の参加者でした。

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土曜日には医学生や若手医師を対象とする会でプレゼン。

 こっちは77人の参加者。

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このプレゼンの後、急遽内視鏡のクリニックでやっているビデオカンファレンスで発表して欲しいと依頼を受け、移動して講演してきました。

ウクライナの医師は細かく専門が分かれているらしく、内視鏡医は診断医と治療医に分かれているし、その診断をして処方箋を書く消化器内科医も別に分かれているそうです。旧ソ連では当たり前だとか・・

夜は、バーへ連れて行ってもらいました。

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バーというかライブハウスといった感じ。

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そして今日、ストラスブールへ帰ります。空港で搭乗待ちです。

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飛行機到着からTGV出発まで1時間半弱しかないから、乗り継げるかどうかちょっと不安です。

ウクライナ、キエフでの2週間は、予定がぎっしりでほとんど自由時間がなかったのですが、充実した2週間でした。

UEFA Champions League 2016〜40代後半からの留学〜

2016年2月24日、初めてヨーロッパでサッカーの試合を見に行きました。

なんと、UEFAチャンピオンリーグのディナモ・キエフ対マンチェスター・シティー戦です。

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NSKオリンピスキースタジアムで行われました。

スタジアムに入る前にマフラーを購入。(700円ちょっと)

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入場するのにもすごい人で大変でした。

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スタジアムはとても綺麗でした。

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前半15分過ぎにマンチェスターシティーが1点先制。

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その後さらに1点追加し、前半終了。

後半にディナモ・キエフが1点返し、流れはディナモ・キエフにありましたが、終了間際にマンチェスターシティーに1点入れられ、万事休す。

結局、1−3でディナモ・キエフが負けました。

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帰りの地下鉄の入り口はこんな感じ。警官がたくさん入り口を塞いでいます。

少し離れたところからしか入れなくしていました。

試合には負けてしまいましたが、スタジアムは綺麗だったしヨーロッパでのサッカー観戦は楽しかったです!

 

キエフ(ウクライナ)の病院、1週目〜40代後半からの留学〜

今週から2週間の予定でウクライナのキエフに来ています。

今回、キエフの National Cancer Instituteに招待してもらいました。

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この病院で手術のお手伝いをしました。

1週目は腹腔鏡手術(肝臓や胃)において指導的な助手を数件、術者を数件(胃切除)やらせてもらいました。(週半ばからはオリンパスが3Dカメラを貸してくれました。)

道具が限られたものしかありませんでしたが、腹腔鏡手術を頑張ってやっていこうという医師たちに言葉ではうまく伝えられないことを実際にやって見せることで何とか伝えられたのではないかと思います。

特に、腹腔鏡下での縫合はほとんどやっていないようでした。胃切除後の再建を腹腔鏡下に手縫いでやって見せたら、とても驚いていました。(電気メスを使ったリンパ節郭清も)

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ちなみに、滞在しているアパートはこちらで用意してくれました。

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小さなキッチンも付いて一人暮らし用の部屋、Wifiも完備で快適です。

通勤路はこんな感じです。

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 金曜日の夜は、ディスコみたいなところへ飲みに連れて行ってもらいました。

こっちの人はお酒に強い!

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ブリュッセルでの観光〜40代後半からの留学〜

今回のブッリュセル滞在が2週間弱だったので、週末Ghent(ゲント)に行ってみました。

ブッリュセルの中央駅から切符を購入し、電車で行きました。駅の窓口で往復切符を購入、週末割引がありました。(50%)

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約30分で到着、次の駅でした。

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駅を出て左手のトラム乗り場から1番のトラムに乗り約20分行くと中心部が見えてきます。

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駅を出ると表示は全てオランダ語でした。

フランドル伯居城のところで下車するとすぐにインフォメーションがあります。

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そこで地図をもらいました。日本語の散策マップがあったのでとても良かったです。

城の中も見学でき拷問道具やギロチンがありました。

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それからレイエ川の観光船に乗りました。雨が降っていなかったので小型の屋根なしの方にしました。(最終的には結構寒かったです)f:id:DrKame:20160214021823j:plain

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聖ミヒャエル橋からの景色です。

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真ん中が聖ニコラス教会、次が鐘楼、奥が聖バーフ大聖堂です。

鐘楼には登れます。ここは1999年にユネスコの文化遺産になったそうです。

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聖ハーフ大聖堂にはいろいろな芸術作品があります。

代表的なものがファン・アイクの祭壇画、神秘の子羊です。

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ゲントは歩いても十分回れる街だと思います。

ブリュッセルからも近いし、ブリュッセルからの日帰り観光としてはオススメの場所だと思います。

 

 

 

ブリュッセルでの手術見学(2週間)〜40代後半からの留学〜

2月の最初の2週間、ブリュッセルへ手術見学に行ってきました。

10月にも来ている、Saint-Pierre病院。

友人のProf Dapriがいる病院です。

ブッリュセルはホテルが高いので、研修医の寮に泊めてもらえないかとお願いしたのですが空いていないとのこと、しかし、3日前になって泊まれるところができたという知らせがありました。

行ってみると、なんと今使用されていない病棟の個室!

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電動ベットは初めてかも・・

何事も経験ということで。

さて、月曜日から金曜日まで朝7時45分から病棟回診、のはずが結構時間がルーズで8時ごろ始まったりもしていました。

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回診はそれほど日本と変わらない様子ですが、座ってミーティングというのはなく、このように廊下や時としては病室で方針を話し合うという感じでした。

患者さんのプライバシーは、日本の方が気にしていると思いました。(ロシアでもそうでしたが)

それから手術。多い日は6件くらいありますが、少ない日は3件くらいでした。

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基本的には、肥満手術(バイパス)が多く、たまに胆摘や大腸手術などがあるという感じでした。だいたい1日2件くらい助手に入りました。

1件術中内視鏡をやった症例がありましたが、途中で消化器内科の先生が退室されたので、その後は自分が内視鏡をやりました。ここの外科医は内視鏡をやらないそうです。

 

2週間のうち、2日ほど友人のニコラに食事に連れて行ってもらいました。

最初に行ったのは、ワインバー。民家の中にある店で素敵でした。

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お店の受付をしていた人たちも気軽に写真を撮らせてくれました。

2回目は、若手のメンバーで食事&飲みに行ってくれました。

イタリアンで食事をして、いろいろと話しました。手術室看護師さんたちは、日本では歩行入室が当たり前だって言ったらびっくりしていました。

ここでも日本のアニメはよく知られていました。

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そのあと近くのスペインバーへ行きました。

とにかく、うるさい!あっちこっちで歌って騒いでいます。

学生っぽい人たちから結構な年配な人たちまで、幅広く飲んでいました。ここは安いところらしく、ビール一杯(プラスティックのコップ)1ユーロ。

本当に飲むだけ。食べるものは何もなし。

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日本人だけでは絶対に入らないお店ばかりで良い経験になりました。

サンクトペテルブルクの観光⑤〜40代後半からの留学〜

サンクトペテルブルクでの観光の最後です。

出発前の土曜日にロシア人の友達がエクスカーションに連れて行ってくれました。

場所は、プーシキンという場所にあるエカテリーナ宮殿です。

プーシキンは、サンクトペテルブルクから25Kmくらい南側に位置する小さな街だそうです。

ここまでは、乗り合いバスのような小さなバスで行きました。市内中央から約40分くらいでした。

プーシキンに行き、宮殿のそばでバスを降り、歩いて行きました。

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公園は雪で真っ白だったので、宮殿内の見学だけしました。

中の見学は、ロシア語のガイドツアーになっていますが、自分は英語のガイドを借りて聞きながら回りました。

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もっとも有名な琥珀の間は撮影禁止でした。

途中結婚式の写真撮影が行われていました。

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思っていたよりも見学に来ている人(ロシア人ばかり)が多かったです。

約1時間ちょっとでしたが、良かったです。

サンクトペテルブルクは市内観光も充実していますが、ちょっと足を伸ばして観光するのも良いと思いました。

どこへ観光へ行っても、コートを預かってくれるクロークがあり、場所によっては数箇所もあります。寒い場所での常識なんでしょうね。外は寒いけど、中は暖かいという気温差はものすごいですが、冬の時期はどこも空いていてススメかも!?

最後のアイスホッケー観戦 in Strasbourg〜40代後半からの留学〜

ストラスブールでのアイスホッケー観戦も5回目。

3回は一人で行っています…

リーグ戦も終盤になってきており、この日がストラスブールで見に行ける最後のゲームです。

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対戦相手は、現在1位(ストラスブールは8位)のGAP良いうフランス南部のチーム、Les Rapacesです。

会場はほぼ埋まっていました。

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黒いユニフォームがストラスブールですが、終始押されっぱなしで、結局1−6で大敗でした。

相手がうまかった!特に77番、18番、16番の選手が上手でした。

ちょっとレベルが違うという感じでしたが、それでもサンクトペテルブルクのチームは数倍うまかった気がします。

一つ一つのプレーの質が高く、早い!個人の技量があまりにも違う気がしました。

 

リーグとしては、ロシア、ドイツのリーグはエンターテイメントという感じがして、プロスポーツを見ているという印象が強かったのに対し、フランスのこのリーグは社会人リーグにちょっと毛が生えた感じかな?

その分、リンクは近いし、臨場感は感じましたが…

学生時代以来、アイスホッケーとは離れていましたが、見る分にはとても面白いスポーツだなと再確認しました。